実行委員長 あいさつ

大分県宇佐市長 是永 修治

第11回全国「道の駅」シンポジウムin宇佐の開催にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

このシンポジウムは、平成24年から全国9つのブロックを持ち回りで開催しています。この度、道の駅制度が始まってから30年の節目の年に、第11回全国「道の駅」シンポジウムが九州・沖縄ブロックを代表して、ここ宇佐市で開催できますことを喜びに感じているとともに、その職責の重さを痛感しているところです。

道の駅は1993年4月22日に全国で103か所認定されてから30年が経過し、その数は現在1,209駅まで増えています。道の駅の歴史は国から3つのステージで示されており、1993年の第1ステージは「通過する道路利用者のサービス提供の場」、2013年からの第2ステージは「道の駅自体が目的地」、2020年からの第3ステージでは「地方創生・観光を加速する拠点」をテーマとして展開されてきました。
近年では、東日本大震災の教訓を踏まえ、災害時に避難所や後方支援の役割を持つ「防災道の駅」として、さらには、子育て支援機能の充実と、道の駅は自由な発想と地元の熱意のもと、官民の力を合わせてその取組が進められています。

本年のシンポジウムは、道の駅「第3ステージ」の折り返しを迎え、それぞれの道の駅が実施している様々な地方創生や防災などの成果や課題を共有しながら、道の駅が今後向かうべき方向についての一助になるものと期待されます。

皆様方には、全国「道の駅」シンポジウムin宇佐を成功に導くことができますよう奮ってご参加いただきますとともに、道の駅活性化へのご提案につきましてもご協力を心よりお願い申し上げる次第です。

宇佐の地で多くの皆様にお会いできますことを実行委員一同、心待ちにしております。

第11回全国「道の駅」シンポジウムin宇佐
実行委員会委員長
大分県宇佐市長 是永 修治